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【カルマの清算】織田信長理論で、自分が人様に対して失礼だと、何かあった時に次は稼働者が自分に対してクーデターを起こしちゃう

企業文化業務委託コンプライアンス働き方

人に対して失礼なふるまいを続けていると、立場が変わったときに、その失礼はそのまま自分に返ってくる。当社は最近、この当たり前のことを、会社の風土の問題として真剣に考えるようになりました。

テレアポ事業が業務委託の方々の力で大きくなり、自社の営業にも業務委託の営業パーソンに入ってもらうようになった今、向き合うべきは人と組織です。この記事では、当社がどんな風土をつくろうとしているのか、そこで働く人に何を約束し、何をお願いしたいのかを書きます。これから当社で働くかもしれない方に、入る前に知っておいてほしい話です。

きっかけは、自分自身の過去を振り返ったこと

業務委託の方に営業リストを渡すようになって、最初に考えたのは情報の持ち出しでした。契約書に「リストを個人的な利益に使わない」と書いてサインをもらえば済む、と最初は思っていました。けれども、書類にサインするだけでは意味がない人も多いのではないか、とすぐに気づきました。

そう思ったのは、自分自身にも心当たりがあったからです。受け取った契約書に情報の扱いが具体的に書かれていない取引先については、顧客リストに敬意を持って扱う気持ちが欠けていたと思います。失礼な対応をされたときには、「倍返しだ」と言わんばかりに、その取引先のお客様に営業を仕掛けようとしたこともありました。

これは良くない。上を向いて唾を吐けば、それはそのまま自分の顔に落ちてきます。当社では、これを「カルマの清算」と呼ぶことにしました。

織田信長理論:失礼は、いつか自分への反旗になる

織田信長は、本能寺の変で家臣の明智光秀に討たれました。理由には諸説ありますが、光秀が人前で辱められるなどの扱いを受け、恨みを募らせていたという話はよく知られています。強いリーダーでも、身近な人を軽く扱えば、何かが起きたときに反旗を翻されることがある。当社ではこれを、自戒を込めて「織田信長理論」と呼んでいます。

会社の中でも同じことが起こります。トップが取引先を軽く扱い、顧客の情報を自社の都合で使っていれば、その行動はそのまま会社の風土になり、周りの人も同じ方向に足並みをそろえ始めます。

その足並みが会社の成長に向いているうちは問題が見えません。けれども経営には良いときも悪いときもあります。業績が落ちたとき、評価に納得がいかなかったとき、その風土は会社自身に向かいます。雇った人や仕事を発注した人が、今度は会社の情報を外へ持ち出す。クーデターのようなことが起きる下地は、ふだんのふるまいの中でつくられていきます。

この流れは、ブリリアントジャークと呼ばれる人や、会社への文句や愚痴、悪評をいつも周りに広めようとする人が入ってきたときに、さらに速く進みます。ブリリアントジャークとは、仕事はできても周りへの敬意を欠き、チームの空気を壊してしまう人のことです。腐ったみかんが一つ混じると箱の中のみかんが傷んでいくように、不満や悪口は周りに移り、会社への反発を「みんなが思っていること」に変えていきます。トップのふるまいが下地をつくり、こうした人がそれを広げる。どちらも放っておけない、と当社は考えています。

だから当社は、人様に対して謙虚であることを決めました

組織を大きくしていこうと思うなら、相手が誰であっても、人に対してはできる限り謙虚でいる。気を遣いすぎて困ることはない、と今は考えています。

これは取引先だけの話ではありません。社員、契約社員、業務委託、アルバイト、雇用形態に関係なく、当社で働く人に対しても同じです。立場が上だから、仕事を発注している側だからという理由で、雑な言い方をしたり約束を軽く扱ったりしない。それを代表から守ることが、風土づくりの出発点だと考えています。

当社で働く人に約束すること

謙虚でいることは、言葉づかいだけの話ではありません。一緒に働く人に、具体的に何を返すかの話でもあります。当社が約束したいのは、次のようなことです。

  • 経験:次の仕事でも使える案件を任せ、得意な領域を深められるようにする
  • スキル:SVとのロープレや振り返りで、うまくいった理由と改善点を言葉にして渡す
  • 報酬:成果と稼働に見合った報酬を、決めた条件どおりに支払う
  • 扱い:雇用形態で人を分けず、意見や相談をきちんと受け止める

テレアポモンスターのアポインターやSV、営業として入ってくれる方の多くは、業務委託という働き方を選んでいます。会社の外にいる人として扱うのではなく、一緒に成果をつくる仲間として接します。

そのかわり、当社がお願いしたいこと

当社が敬意を払うかわりに、働く人にもお願いしたいことがあります。良いときも悪いときもある中で、最終的には当社とお客様に敬意を持って接してほしい、ということです。

いちばん具体的なのは、お客様の情報の扱いです。仕事で預かった顧客リストや営業リストは、その案件以外では使いません。たとえ当社の売上になる場面でも使いません。「会社のためになるなら使ってしまえ」という考えは、この会社では評価されません。

このために、契約書には目的外利用の禁止と、故意に漏えいさせた場合の賠償をはっきり書いています。雇用形態を問わず、コンプライアンス研修も定期的に行います。リストにダミーの連絡先を入れるなど、情報が外へ出たら分かる仕組みも業務の中に組み込んでいて、それも入る前にお伝えしています。疑っているから隠れて仕掛けるのではなく、最初から全部見せたうえで一緒に守ってもらう、という考え方です。

こんな人と一緒に働きたい

この風土に合うのは、特別な人ではありません。次のような考え方に共感してくれる方です。

  • 仕事で知った情報を、自分のものではなく預かりものとして扱える
  • 立場が上の人にも下の人にも、同じ態度で接したい
  • 不満があるときは、裏で動くより先に言葉で伝えたい
  • 業務委託でも、長く信頼される働き方をしたい

反対に、目先の得になるなら多少のルール違反はかまわないという考え方の方や、成果を出していても周りを見下したり、不満を本人に伝えず陰で悪評を広めたりする働き方の方には、合わない会社だと思います。入ってからお互いに困らないよう、面談でもこの話はそのままお伝えしています。

お客様の情報をどう守っているかは、テレアポモンスターのブログ「自社や顧客の営業リストが稼働者から漏えいしないよう当社が取り組み始めたこと」でも詳しく書いています。

まとめ

自分が人に失礼であれば、何かあったときに、次は一緒に働く人が自分に反旗を翻す。当社はこれを「カルマの清算」「織田信長理論」として受け止め、法令を守り、色々あっても最終的には働く人から感謝される会社の風土を、少しずつつくっていきます。

当社は働く人に経験・スキル・報酬と、雇用形態に関係のない敬意を返します。そのかわり、お客様と当社の情報を預かりものとして扱ってほしい。この約束に共感してくださる方と、一緒に仕事ができればうれしいです。

当社の風土や働き方に共感していただけた方は、まずは話を聞くところからで構いません。業務委託のアポインターやSV、営業として働くことに興味がある方はご相談ください。

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