創業者FOUNDER
営業を、感覚ではなく仕組みで動かす。誰が担当しても成果が出る営業の構造を、一つずつつくっています。
会社がどう始まり、今どこにいて、何に取り組んでいるのか。インタビューの質疑応答をそのまま掲載し、坂井という人間を知っていただくためのページです。
坂井 瞭介
RYOSUKE SAKAI
- 役職
- RINGO営業株式会社 代表取締役
- 拠点
- 神奈川県横浜市
- 得意分野
- 営業の仕組みづくり/新規開拓/SFA・MAの設計
出発点は、広告代理店の営業機能を一からつくったことです。どこに声をかけ、どう提案し、どう受注につなげるか。その流れを型にそろえ、社員に任せられる形へ整えてきました。
現在はRINGO営業株式会社の代表取締役として、営業リスト、テレアポ、フォーム営業、DM、メール、商談、SFA・MAまで、営業のあらゆる構造を仕組みとして組み立てています。担当者の経験や勘に頼らず、教科書どおりの原理原則と数字で、誰がやっても同じ成果が出る営業を目指しています。
PHILOSOPHY坂井の思想
零株式会社とRINGO営業株式会社は、どちらもこの考え方から生まれました。坂井がXに書いた2つの投稿を紹介します。
圧倒的な集客力と圧倒的な営業力が、零細企業を黒字にし続ける唯一の剣である。全てのB2B/B2Cはそこから始めるべき。集客力と営業力は、プロダクトの良さの一部分である。集客力と営業力がないプロダクトは良いプロダクトとは言えない。iPhoneですらジョブズのマーケ力がプロダクトの一部分だった。
ほとんどの会社は、集客が安定して初めてプロダクトに集中できる。基本的に例外はほぼない。当然、巨額の資金調達をしていれば例外はあるが、多くの会社の原理原則はまずこれ。だからまずはマーケとブランディングをやるべき。それをやりながら並走してプロダクトに投資する。それしかない。
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集客力を担う 零株式会社
マーケティング会社。まず集客を安定させるために、マーケティングとブランディングで企業の成長を支援しています。
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営業力を担う RINGO営業株式会社
営業会社。見込み客との接点を確実に受注へつなげるために、営業の仕組みをつくっています。
HISTORY坂井の沿革
坂井の原点にあるのは、集客することと仕事を取ることへの、異常なまでのこだわりです。問い合わせが途切れずに届く状態をつくること。届いた問い合わせを、確実に受注までつなげること。この2つを誰がやっても回る仕組みにしたくて、マーケティング会社の零株式会社と、営業会社のRINGO営業株式会社を、それぞれ経営するに至りました。
キャリアの出発点から、2つの会社それぞれの歩み、両社をあわせた経営の段階までをまとめています。
出発点
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エンジニアとしてキャリアを始める
最初のキャリアはエンジニア。システムを自分で作れることが、のちに自社のSFAやATSを自前で開発する土台になりました。
マーケティング会社 零株式会社
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広告代理店の営業機能をつくる
広告代理店として、新規開拓から提案、受注までの営業機能を自らの手で組み立てました。
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競争戦略をもとに、売り方の型をそろえる
マイケル・ポーターの競争戦略をもとに、受ける仕事を広告代理の型にそろえました。提案から受注までの進め方が共通になり、営業を社員に任せられるようになっています。
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マーケティングとブランディングで企業の成長を支える
コトラー、アーカー、ポーターの理論に沿った支援を続けています。自社の集客もサイトとコンテンツで組み立て、広告に頼らずに案件の問い合わせが届く状態になりました。
営業会社 RINGO営業株式会社
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父の会社を引き継ぎ、営業の会社にする
父が別の事業で営んでいたアップルコーポレーションを引き継ぎました。もとの社名から「林檎」を取り、営業を担う会社として「RINGO営業」のブランドを立ち上げています。
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テレアポを起点に、営業を専門に担う組織へ
テレアポによる新規開拓を始め、年の後半には業務委託のアポインターが複数名で動く体制になりました。年末には正社員5名の組織になっています。
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営業のすべての構造を、仕組みにする
テレアポに加え、フォーム営業、DM、メール、営業リスト、商談まで、営業の手段ごとに仕組みを整えています。自社で開発したSFAとMAをつなぎ、リードから受注までの進み具合をチーム全員で追える体制です。業務委託の稼働者は15〜25名規模になり、上位プランの「テレアポモンスタープラス」も始めました。
両社をあわせた経営の段階
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日銭を稼ぐところから始める
まずは売上を立て、会社を続けられる状態をつくりました。
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正社員のマネジメントを身につける
社員をどうマネジメントし、黒字を保つか。苦労しながら理解した年です。創業以来、単月でも赤字になったことはありません。
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集客と商談を、坂井がいなくても回るようにする
オーガニックのマーケティングでリードが届く仕組みと、坂井以外でも案件をクロージングできる体制を整えました。
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営業DXを構造化する
自社開発のSFAを使い、商談後のリサイクルリードの運用まで、坂井がいなくても回る構造にしました。
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人事の技術を磨く
業務委託やパートナー企業の力も借りて売上を伸ばすため、人事に取り組んでいます。合同会社で人事の会社を立ち上げている最中です。
VALUES大切にしている考え方
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感覚ではなく、仕組みで売る
「あの人だから売れた」で終わらせません。リストの選び方から話す順番、次の連絡の時期まで、成果が出た理由を型として残します。
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教科書どおりに営業する
ポーターの競争戦略、コトラーのマーケティング理論、ブランチャードのエンパワーメント。長く検証されてきた原理原則を、そのまま営業の現場で実践しています。
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数字で確かめて、直す
架電数、接続率、アポ率、商談化率、受注率。営業の各段階を数字で追い、どこで止まっているかを見極めてから手を打ちます。
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誰がやっても回る営業をつくる
一人のエースに頼る営業は長く続きません。仕事の型をそろえ、任せる範囲を少しずつ広げることで、創業者がいなくても回り続ける組織を目指しています。
INTERVIEWインタビュー質疑応答
会社がどういう成り立ちで今に至るのか、今どういう状況で、目下の課題はどこにあるのか。坂井を知っていただくために、インタビューで受けた質問と坂井の回答を、聞き手の言葉も含めてそのまま文字に起こして掲載しています。読みやすさのため、言いよどみや相づちだけを省きました。
坂井は、集客と仕事を取ることへのこだわりから2つの会社を経営しており、インタビューでは両方について話しています。
- 零株式会社マーケティング会社。マーケティングとブランディングで企業の成長を支援しています。
- RINGO営業株式会社営業会社。テレアポモンスターなどの営業支援サービスを提供しています。
質問ごとに、どちらの会社の話か、両社に共通する話かを示しています。回答中の( )は、どの会社を指しているかを補ったものです。
成り立ち 営業会社・RINGO営業株式会社の社名とサービス名
営業会社・RINGO営業株式会社の話
社名はなぜ「RINGO営業」なのですか。
もともと父が別の事業で、アップルコーポレーションという会社をやっていました。いろいろあってその会社を引き継いだとき、まったく別の事業をしていたので、自分の新しい事業を始めるにあたって、もとの社名から「リンゴ」を取りました。
自分はもともとマーケティングの会社(零株式会社)をやっていて、引き継いだ会社(現在のRINGO営業株式会社)では営業をやろうと思ったので、そこに「営業」をくっつけてブランドにした、ということです。
営業会社・RINGO営業株式会社の話
前の社名にも「アップル」が入っていたので、リンゴに強いこだわりがあるのかと思っていました。
そこはまったくこだわりはないですね。もとからあった名前を使っただけです。
営業会社・RINGO営業株式会社の話
テレアポモンスターなど、サービス名も独特です。坂井さんが付けているのですか。
そうですね。サービスはいろいろありますが、サービス名は基本的に自分が何かしらの意図を持って付けています。
名前は正直なんでもいいといえばなんでもいいのですが、自分はもともとマーケティング畑の人間で、マーケティングやブランディングの教育を受けてきたので、ネーミング、つまり記憶に残る名前はすごく大事だと思っています。ささいなことですが、そこは意識しています。
「チーム友達」はさすがにあれだったので改名して、今はリンゴのブランドに統一したSFAのツール名に変えています。
組織づくり 両社に共通する、自分がいなくても潰れない会社
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
名前は記憶に残るものを付ける一方で、発信を見ると仕組み化や教科書どおりの営業など、ロジカルに考えている印象です。トップセールス出身の代表が起業し、体制を変えられないまま経営に手をつけられない会社は多いのですが、体制を変えられない原因はどこにあることが多いのでしょうか。
これは僕の会社経営に対する、本当に唯一のこだわりなんです。僕がまったくいなくても絶対に潰れない、僕がまったくいなくても少しずつでも成長していく組織にしたい。特にビジョンはないのですが、それだけはこだわってきました。
ではどうすればいいかを考えて、まず集客だろうと。集客を僕がいなくても何とかしないといけないので、マーケティングです。マーケティングがだいたい分かったら、次はリードが取れたあと誰がどう対応するのかで、営業です。商談したあとのクロージングも奥が深いので、属人的にならないように『THE MODEL』などの本を教科書にしました。
クラウドのSFAにはSalesforceやHubSpotなどがありますが、僕は最初のキャリアがエンジニアで、システムを自分で作れます。2022年からのAIが本当にすごすぎて、これなら趣味のように自分で作れると思いました。自分で作れるのにそういうツールにお金を使うのも癪だなと思って、自社のSFAを自分で作り、特にこの1年はずっとそこをやってきました。
僕がいなくても、商談したあとのリサイクルリードの運用やクロージングを社員ができるようになった、というように、今自分が抜けたらどこがボトルネックになって失速するか、成長が止まるかを逆算して、足りないところを一つずつ潰しています。まだまだですけどね。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
その唯一のこだわりは、坂井さんの原体験から来ているのですか。
僕はいっぱい事業を作りたいという思いがあるんです。一つの事業をとてつもなく大きくするというよりは、いろんなことをやって、それができるだけ長く残ればいいなと。そうなると、自分が関与していると増やせない場合が多いと思いました。
最初は本当に小さい単位、社員が一人と業務委託でもいい。小さい構造でも、自分がまったくいなくても絶対に潰れない、少しずつでも成長する構造を作れれば、放置しても少しずつ伸びていく。これならいろんな事業を中長期的に展開していける、という考えです。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
ホームページに本をたくさん載せていますね。あえて本を載せる企業は珍しいと思いますが、どんな意図があるのですか。
特に意図はないのですが、自分たちはこういうやり方を参考にしている、と伝えたほうがユーザーに理解してもらえると思いました。うちに発注したいと考えている人も、多少なりとも営業を勉強していれば『THE MODEL』のような技術の価値は分かってくれると思うんです。それなら同じ価値観のもとで仕事ができます。
それに、教科書どおりにやりたいというのは、僕がまったく関与しなくても社員だけで回る組織を目指すうえで大事なんです。だから教科書は載せておこう、そのほうがいいだろう、という感じですね。
サービスと集客 RINGO営業株式会社がサービスを増やす理由
営業会社・RINGO営業株式会社の話
テレアポ代行だけでなく、商談代行まで幅広くやっていますね。テレアポで入った企業から商談も頼まれる、という流れなのですか。
そういうこともありますが、あれは集客のためにやっているんです。受注してしまえば、あとは正社員でやるか業務委託でやるか、何かしらの手段でリソースを調達して、サービス内容どおりに稼働すればいい。
僕はすごく集客を考えていて、ユーザーはサービス内容で評価すると思うので、売り物をちゃんと用意しておかないとインバウンドのマーケティングにはなりません。一緒に仕事をするなかで課題が出てきたお客様に「こういうのをやりませんか」とコンサル的に提案はできます。でもそれだと、つながりのあるお客様にしかサービスが伝わらず、受注が生まれない。
それなら、自分が思いついた「こういう課題に、こういう構造で、こういうサービスなら価値を感じてもらえる」というものを、サービス資料の代わりにサービスとして載せておく。そうすると、SEOやAIOから来た人や、うちを知っていて指名で入ってきた人が、空いている時間に、僕が説明しなくても「こういうことができるんだ」と理解して、問い合わせにつながります。
リードを獲得するためにどうすればいいかから逆算して、ブランドの作り方の教科書に沿ってLP上でブランドを立ち上げ、サイトに載せる。そしてマーケティングの知識を使っていろいろなところからPVを取り、問い合わせを獲得する。今たまたま伸びているのがテレアポのサービスで、お客様が多いですが、ほかにも商談のサービスや、最近載せて問い合わせが来て受注になった被リンクの営業代行、FacebookやLinkedInを使った営業などがあります。サービスごとに売上の比率はありますが、そこは本当に集客のため、コンテンツマーケティングのためにやっている感じです。
今の状況と目下の課題 両社に共通する人事
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
今いちばん注力しているのは、やはり集客ですか。
いえ、集客と営業はこの1年、1年半ほどかけて、ある程度できるようになってきました。僕の方針は、できることはいったん放っておいて、できないところを足していく、というものです。
今の固定費や経営リスクに見合うリード数は勝手に来るようになっていて、広告で刈り取りすらせずに、マーケティングの会社(零株式会社)と営業の会社(RINGO営業株式会社)の2社で、1日1〜2件ずつ、ちゃんとした案件の問い合わせが来ています。今の固定費に対するリスクを考えると、これ以上来ても逆に困るくらいなので、集客は今は足さなくていい。
目下の課題は人事です。今4年目ですが、1年目はまず日銭を稼ぐところから始めました。2年目は社員をなんとかマネジメントする、自社の正社員の扱いについていろいろ苦労して理解した年。3年目は集客やマーケティング、商談を僕がいなくても回るようにした年。3年目の中盤から今までの1年ほどで、SFAの運用など営業DXの面を構造化しました。
つまり、まず正社員を放っておいても回るようにする技術を身につけた。次に、オーガニックのマーケティングでリードが来るようになった。次に、自分でなくても案件をちゃんとクロージングできる技術をつけた。そして商談以外のリサイクルリードの運用など、THE MODELの営業DXを自分でなくても回せる構造にした。
最後に残っているのが、変動費、つまり正社員以外の業務委託の方や法人のパートナーさんをうまく活用して、売上のトップラインを伸ばすことです。ここがまだできていません。もうすぐできそうではあって、特にテレアポモンスターは業務委託のパートナーさんベースでトップラインを伸ばしていて、だんだんできるようになってきたので、ここをもっと色濃くやっていくことにすごく注力しています。
今ちょうど合同会社で人事の会社を作っている最中で、今年の後半から来年の夏くらいまでかけて、人事の技術をバリバリ身につけていくつもりです。
集客はできる、案件も取れる。でも案件を取ったら誰がやるのか、という課題がずっとありました。うちはB2Bの会社なので、ある程度属人的で労働集約的な部分があります。でも正社員をどんどん増やすと、財務会計や管理会計のリスクとして厳しい。だから売上のトップラインを上げる比率を、変動費と固定費でせめて半々くらいにしながら、売上を伸ばしていきたいと考えました。
多様な背景を持ったいろいろな人の力を借りてトップラインを上げていく、そのための人事の技術がまだ足りない。テレアポ事業でやりながら、ほかのあらゆるサービスにも転用させ、自社のATSのツールを作り、人事のサービスを提供しながら技術を磨いていく。これが本当に目下の課題です。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
つまり、業務委託の方の人数を増やして、案件をさばく人を増やしていく、という認識で合っていますか。
合っています。本当は正社員をもっと増やしたいんです。固定費に投資して付加価値を高め、高く売ったほうがいいと思っているので。でも売上に対して固定費の割合が多すぎると、管理会計上のリスクがあります。
1年目、2年目で、正社員をどうにかマネジメントして黒字にする技術は磨いてきました。でも正社員ばかりは増やせない。たとえば正社員が5人いたら、同じくらいの比率で業務委託も5人くらいいる状態にする。そうすれば、お客様が30社、40社という状況で売上が落ちても、業務委託は比較的簡単に契約を終えたり縮小したりできます。そういう形にしていきたいというのが、今の目下の課題です。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
何名くらいを、いつまでに採用したいという具体的な計画はありますか。
具体的にはなっていません。来年の末くらいまでに、月160時間稼働の業務委託の方を10人、正社員も同じくらいの10人、それを営業の会社(RINGO営業株式会社)とマーケティングの会社(零株式会社)の両方で作りたい、という目標はあります。
ただ、まだそういう目標を語れるほどの実績はありません。テレアポの会社(RINGO営業株式会社)ではある程度、業務委託の稼働者を15名、25名と作れていますが、ほかのサービスではまだそういう状況を作れていない。正社員が業務委託の人たちをうまく活用して管理しながら品質を保つ、ということもまだできていません。
業務委託の場合、品質が悪ければ契約を終えて新しい人にすぐ入ってもらう。放っておくと稼働をかさ増しして請求されることもあるので、「これは稼働に含まれません」と利益率を守るマネジメントも必要です。そこもまだできていないし、ATSやCRMの運用もまだまだです。だから何年後に何人というより、まずここの品質をとにかく高めることに集中しています。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
来年末の目標人数を目指すために、今は品質の部分に取り組んでいる、ということですね。
そのとおりです。
採用と黒字 両社に共通する、普通の人で回る仕組み
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
今いる社員の方は、どんな経路で入社していますか。
今はIndeedなどの求人広告を運用しています。過去にはスカウト媒体で採用できたこともありますし、XなどのSNSからの問い合わせで来たこともあって、経路はいろいろです。
ただ、そこも投資して技術として磨けていないんです。人事がすごく弱い。だからあまり成長していないんだろう、というのもあります。今年の中盤以降から来年の夏にかけて、僕がどれだけコミットしてちゃんとやれるかが、次に成長できるかどうかの鍵だと思っています。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
求人媒体に出しても採用できない、取りたい層とずれる、という企業が増えています。Indeedで採用できたりSNSから問い合わせが来たりするのは、なぜですか。
人材に高望みしていないからです。さっきも言ったように、僕は自分がまったくいなくても、誰がやってもだいたいうまくいく組織構造を目指しています。これは経営1年目、2年目で培ったものですが、どこにでもいる普通の人でも、人材育成の技術とサービスの作り方によって、ある程度黒字になるサービス作りをしているんです。
高学歴の人や、ゴリゴリにエネルギッシュな人、ベンチャー気質を持った人、年収の高い人でなくてもいい。ある程度いい人で、ある程度スキルと経験があれば、ちゃんとお客様に満足を提供できる。そこだけを意識しているので、普通の人で大丈夫です。だから採用単価はすごく低いんです。
誰が入ってもうまくいく、でもすごくいい人が入ったらもっとうまくいく。僕がまったくいなくても、誰でもちゃんと回る。それを意識しているので、採用には困っていませんでした。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
普通の人を採用しながら、今は黒字なのですか。
ずっと黒字ですし、単月で赤字になったことすらありません。ただ、それはリスクを取っていないだけで、リスクを取れないのが悩みでもあります。だからリスクをいかに取らずに売上のトップラインを伸ばしていくか、という感じです。
営業会社・RINGO営業株式会社の話
優秀なエンジニアを採用して売上を伸ばし、黒字化したという企業もあります。普通の人で黒字にできているのは、どういうところからですか。
サービスの売値を下げる。下げた売値に対して「こういう内容でやります」とはっきりさせる。あとは集客ですね。仕事さえあれば、とりあえず対応できるので。
技術なのか何なのか分かりませんが、本当に安く提供して、その費用帯に見合う、安さに対してちゃんと価値を出す。RINGO営業株式会社のテレアポモンスターも、1コール80円から、最低1,600円と安いんです。一方で最近は「テレアポモンスタープラス」というサービスも作っていて、こちらは25万円から、1時間4,000円からで、いい人、強い人が入ります。そうやって価格帯をちゃんと分けて、受注しやすくしたり、期待値を調整したりすることがすごく大事だと思っています。
高い人やいい人がたまたま入っても、辞めたら終わりでは長続きしません。どうすればリスク低く、長く黒字であり続けられるか。そこは僕のこだわりの部分です。
零株式会社・RINGO営業株式会社に共通する話
応募までのハードルを下げている面もありますね。高学歴で優秀な層を取りにいくより、母集団形成のほうを重視しているということですか。
というよりは、母集団形成はできるんです。その母集団から適切に入れて、適切に新陳代謝を起こして、売上のトップラインを上げていく。そこの技術ですね。
たくさん来る層の中からプロダクトを作っていく、つまり母集団形成ができる層の人たちでできるビジネスしかやっていないので、母集団形成は全然できます。
SNS日々の発信
営業や経営について考えていることを、Xとnoteで発信しています。